角換わり先手新型 ▲4五桂に△3四銀の攻防 ▲7六銀と上がる手を覚えたい

角換わり先手新型、後手旧型の将棋より
先手の▲4五桂の攻めに△3四銀とかわした形
先手が飛車先の歩交換から7筋の桂頭攻めを見せた場面で、後手が△6三角と桂頭を守ってきた
本譜は露骨に▲7四歩△同角▲7五歩△6三角▲7四角と攻めていったが、7四の角を取ってくれるわけもなく、攻めを切らされてしまった

ここではまずは▲2四歩と叩く
△同金なら▲2二角△1三香に▲7六銀
△2二金なら▲7六銀

この▲7六銀が今日覚えたい手で銀を盛り上がっていくことにより、角と桂を攻めていける
例えば△4四歩なら、▲7四歩△同角▲7五銀△6三角▲7四歩の要領だ

角換わり▲77金型早繰り銀の攻防 ▲36銀と組み替えた時の対処

本局は先手番がお相手、後手番が私たろいもである
序盤でお相手が▲77金型早繰り銀の構想
ただし、早繰り銀を一回追い返すことができて後手を持って十分やれると思っていた

本譜33手目で先手が▲36銀と組み換えをしてきた、次に▲37桂から45の地点を狙おうという狙いだったが、その狙いに気づけなかった
ここは早めに△44銀と上がっておくのが良かった
桂馬を45に跳ねられてから△44銀と上がるのでは、飛車先の歩交換から横歩を取る変化が出てくる
この変化も後手やれないわけではないが乱戦になるので、一回△44銀と出て受け止めておいた方がよかった
△44銀のあとの手順も簡単ではないが、駒組みを進めて先手の77金を狙っていく方針で指せばよいだろう

2024/10/10 詰めチャレ誤答問題

横歩取り後手番 △33角戦法 穏やかな変化になってからの攻防

これもlishogi大会からの棋譜

横歩取り後手番は、最近△33角戦法を採用することが多い
乱戦になることもあるが、本譜のように落ち着いた将棋になることが多い
先に角を手放してはいるが、落ち着いた将棋になった時もそこそこ戦えるのが△33角戦法である

本譜は、先手が石田流の構えを作り、△75歩から仕掛けてきた将棋
機敏な動きだったように思う

本譜は△同歩と指したが、ここで△26歩から千日手含みに指す手があった(変化参考)
後手なので、千日手であれば十分である
初見ではなかなか見えづらい手ではあるが、出てきそうな局面なので覚えておきたい

50手目は悔しいが、△73歩と打つしか無かった様である
悪いなりにも粘って戦わなくてはいけない

その後はいいところなく、うっかりもあって惨敗だった
経験値を増やして次につなげたい

対▲78飛戦法 先手が角道を止めたので、8筋を突き越してからの後手右四間飛車

本局もlishogi大会の棋譜より

何回も指しているお相手
自分より一段階格上の相手で、かつ、私の苦手戦法をやってくるので、大分負け越している

自分には珍しく飛車先を突き越してから角道を開けた
このパターンだと先手側が角道を止めてくれることが多い(もちろんオープンのままの人もいる)

8筋を突き越しているので右四間はやりづらいのだが、他の急戦の知識が甘いため、右四間飛車を採用した

28手目で△65歩と開戦したが、この仕掛けは無理があった
ここでは△52金から仕掛けのタイミングを待つ方が良かった
先手が手待ちをした場合の一例を変化として載せている(実際はこんなことにはならないですが)

その後も悪いなりに頑張って戦ったが、差が縮まることはなかった
やはり仕掛けのところは考え直す必要がある

そもそも論をすると、別の急戦を採用したほうが良いのだろう
さすがに右四間一本やりでは通用しない
なんらか勉強しようと思う

右四間飛車エルモ囲い vs 四間飛車 竜を作りあう展開からの攻防 詰み逃し

本局も藤田葵さんのlishogi大会からの一局

右四間飛車エルモ囲い vs 四間飛車のよくある展開
竜を作りあう展開までは先手十分(+700)

歩を2枚と桂馬を持ったので、端攻め開始
お相手は77の地点を狙って仕掛けてきた
最善の受けではなかったがなんとかしのぎ反撃に移る

80手目△74銀の局面で大チャンス到来
角打ちからの5手詰である

しかし、このとき、私は2枚角を持っていることを失念していて、銀から入ってしまった
これでも評価値的には大優勢であるが、速い寄せが見つからない間に、お相手の攻めが突き刺さってしまった
このあたりはお相手の攻め方が上手だったように思う

内容としてはいい将棋だったので、勝ち切りたかった
次に活かそう

横歩取り△45角戦法への対処 早逃げの重要性

藤田葵さんのlishogi大会の棋譜より

私は堂々と横歩を取る選択を基本しているけれども、後手の急戦策があるのが怖いところ
本局も△45角戦法を仕掛けてきた
ただし、本譜の将棋はたくさん将棋ウォーズでも指しているので、自信を持って指していた

お相手が飛車を見捨てる選択をし、これは勝ったと思って▲21歩成と桂馬を取ったがこれが危険な手だった
△56桂から△57角という恐ろしい狙いがあった
これにまんまとひっかり一気に負けにしてしまった
こんな手があるとは、、、

47手目は冷静に▲48玉と早逃げしておくのが最善手だった
変化以降は一例
大優勢の将棋だった

2024/10/2 詰めチャレ誤答問題2

2024/10/2 詰めチャレ誤答問題

対ゴキゲン中飛車 超速左銀戦法 左銀をいじめられた時の対応

対中飛車が苦手で、右玉をやったり、最近では袖飛車をやったりしているが、昨日から左銀を上がる、超速左銀戦法を試し始めた
まだまだ慣れていないので、よくある局面をひとつずつ覚えるところからだ

34手目△65歩から左銀をいじめられる展開になった
35手目は銀を下がる手も有力のようだが、元気が無いとみて▲75銀と上がってみた
38手目△74歩に迷ったのだが、銀を引いてしまった
ここは歩を取るのが正解だった
その後の展開としては、▲68金上と中央を固めておき、▲56歩を狙っていく指し方が良いようだ

その後、形勢は良くなったのだが、相手の中央からの攻めに屈し敗戦となった
65手目で丁寧に▲38歩と受けておけばまだまだ良い形勢だったと思う
81手目もと金を飛車でとっておけばなんてことはなかった
中飛車の中央からの攻めは、一手間違えると、一気に持ってかれることが多いので、丁寧に受ける癖をつけたい