角換わり調の将棋から角交換をせずにお相手が▲45桂速攻をしてきたときの攻防

本日の振り返りは角換わり調の出だしから、角交換せずにお相手が▲45桂速攻を仕掛けてきた将棋
対局中はうまくやれば明確に咎められるのかなと思っていたが、対局後に形勢グラフを見ると、こちらが良くなっている局面がほとんどなくショックだった
対局後に検討しても明確な咎め方は見つからず、互角の局面を続けるのがやっとの将棋になりそうである

最初のポイントは▲24飛とした局面
ここで△23歩としたがこれが疑問手
横歩取られて飛車切りから▲22角の筋もあって、先手の攻めが続くようだ
ここは、△22歩と受けておく方が勝った
そこで、▲23歩や▲34飛なら若干後手良し(変化参考)
ただし、▲35歩や▲46歩や▲68玉など先手の候補手が多く、どれもまだまだこれからの将棋になる

中盤少しこちらにもチャンスがあったが、50手目は△62飛と成桂を払っておき、自玉の安全度を高めておく方がよかった

全般的に相手の言いなりになってしまった将棋で、しかも良い改善策があまりないので、かなりやっかいな戦術だなと感じた

2024/10/1 詰めチャレ誤答問題

詰めチャレの間違えた問題を晒していく

右四間飛車vs雁木 雁木側が袖飛車にして一歩交換からの桂頭攻めをしてきたときの対応

本日は、ウォーズ10秒将棋からの右四間飛車vs雁木の将棋より
最近はやっている雁木側が袖飛車にして一歩交換し、右四間飛車側の右の桂頭を狙うという指し方
28手目△35歩に、本譜は▲47銀としたが、ここでは堂々と▲同歩と取る手が最善
△75飛に▲45銀と歩頭に出れる
△同歩には角交換から飛車金両取りの角打ちで駒損を回復できる
よって▲45銀には、△64銀くらいか
ここで▲36銀と桂頭をケアしておけば、まだまだこれからの将棋だ

逃したけど、この局面で詰みがあるので考えてみて欲しい
初手は▲42金から
ちょっとだけ工夫が必要か

この将棋は実は相手が詰みを逃し、最終的にはこちらが勝った
内容的には負け将棋ということと、中盤検討したかったので、投稿しました

角換わり△52金△64角の攻め 銀交換に▲53歩と突かれた場合の対応

今日は角換わりの将棋から
ひどい負け方をした将棋だが、一瞬だけチャンスがあったので、そこだけ振り返る
先手がお相手、後手が私である
銀交換を果たした局面、47手目▲56歩に思わず角を引いてしまったが、ここで、△66歩という手があった

さすがにこれは手抜けないので、▲同歩△同角▲57銀と進むが、△44角と引いた手がさりげなく香取り
こうなると後手好調である

よくある局面なので覚えておきたい

社団戦 矢倉 vs 右四間飛車 桂頭攻めへの反発 大駒を切って勝負に出た一戦

2024/9/29に行われた社団戦4日目の中から負け将棋を紹介する

細かな手順は間違っているかもしれないが、局面は大体合っているはず
右四間飛車側が私である
飛車と金を刺し違え、駒損ではあるが、相手陣は居玉なので、力技で攻めていった
最後は攻めが切れてしまったが、全般的には押している将棋で、評価値が+2000~+3000になる局面もあった

52手目△79角に▲78飛だったが、ここで、△57銀が勝った
角を飛車で取れば詰みなので、▲67金くらいだが、ここで△46銀不成とし、▲同歩なら△57金、▲79飛でも△57金で攻めがつながった

86手目△25香のところは、△38銀と飛車に絡んでいく手の方が勝った
47の地点でバラされるが、最後に成銀が残った形は、飛車角を手持ちにして必勝形である

最後は時間が無く寄せ切れなかったが、お相手が強かったと思うので、善戦できた将棋だったと思う

右四間飛車エルモ囲い vs 三間飛車 飛車交換をめぐる攻防

初回のブログ投稿は2024/9/29社団戦のチーム内での練習対局より

お相手のノーマル三間飛車に対抗して、こちらが右四間に組んだ
39手目で角を取り好調かと思ったが、その後の振り飛車側の反撃が厳しかった

47手目で16桂と飛車の取り合いに持っていた手が悪手
お相手の打った銀は攻めに有効に使え、こちらが打った桂は攻めには活きない

大差の将棋となってしまった

46手目45銀打にはせめても同飛車
49手目、と金を37金と取ればお相手の飛車を一枚封じ込めている
これは右四間側が優勢である

そもそも論、32手目の36歩に▲27金とかわす手があったようだ
35手目38飛で飛車先を逆襲していく
これも右四間側が優勢だ